ゴミ箱のファイルが消せないとき

「ゴミ箱を空にする」を実行しても、ロックしたファイルが残ってしまった場合の対処方法の備忘録です。


今日、Mac OSXで、TimeMachineを再度保存し直すために、TimeMachineのデータを一旦削除することになりました。TimeMachineを環境設定から一旦"切"にした上で、TimeMachineのデータを保存しているドライブのフォルダ「Backups.backupdb」をゴミ箱に入れ、「ゴミ箱を空にする」を実行したところ、長い時間がかかって、処理が終了しました。

でも、多分システム関連だと思いますが、ロックされがファイルがかなり残っています。


途中、「ロックされたファイルがあるけど、どうしますか？」みたいな問いもあったので、消すように指定しておいたんですが、それでも消されず残ってしまいました。


そんな時の対処方法・・・


◎Apple - サポート
　ゴミ箱を空にできない、またはファイルをゴミ箱に移動できない

◎ブログ「LOGON BLOG」さん
　ゴミ箱に入っているファイルのロックをターミナルで解除する方法



方法としては、以下の３段階・・・
結局、今回、3.でロックの解除ができました。


１．「shift」キーと「option」キーを同時に押しながらゴミ箱を空にする

２．「ディスクユーティリティ」でディスクを検証し、必要であれば ディスクを修復する

３．ターミナルで、以下のコマンドを入力＆実行する
　sudo chflags -R nouchg "変更したいファイルまたはフォルダ"



3.の、"変更したいファイルまたはフォルダ"の部分は、ターミナルで、sudo chflags -R nouchgを入力した後、１個スペースを入れて、その後に、ゴミ箱から、消したいファイルが入っているフォルダをドラッグすると、そのパスを入れてくれます。
今回だと、ゴミ箱に、Backups.backupdbというフォルダがあるので、それをドラッグしてあげると、パスが文字列で現れます。

例）

sudo chflags -R nouchg /Volumes/MyBook/.Trashes/504/Backups.backupdb


今回は、ドライブ名が「MyBook」という名前の外付けハードディスクのにある"Backups.backupdb"フォルダをゴミ箱に入れたので、このようなパスみたいです。







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