2019年06月14日
iMac 2008のHDD壊れる!〜SSDへ交換
ご無沙汰しております。
さて、長らく使っておりますiMac Early 2008ですが、HDDの故障で起動しなくなりました。

使用していて、挙動が変なので、再起動させたら更に悪化して起動しなくなりまして;;;、焦りながら故障の箇所を探していく中、外付けのHDからは問題なく起動するということで、内蔵HDDの故障だと断定しました。
で、次はどのHDDを買おうかとAmazonを眺めておりますと、昨今SSDの価格がかなり落ちてきている・・・と知り、SSDへ交換することに決めました。
SSDといいますと、1種類しかないのかと思っていましたが、実は採用するフラッシュメモリ(NAND型)の違いから幾つか種類があるらしいです。
■SLC(シングルレベルセル)
■MLC(マルチレベルセル)
■3D MLC / 3D TLC
■TLC(トリプルレベルセル)
■QLC(クアッドレベルセル)
情報を保存する記憶素子である"セル"に幾つのビットを保持させられるか・・・の違いだそうです。
じゃあ、クアッドが一番性能が良いのかと言うと・・・セルに保持できるデータが増えるほどに容量単価が低くなり低価格化できる反面、耐久性が下がる・・・と説明されています。
◎『ちもろぐ』さん
SLC、MLC、TLC、QLC、4種類のSSDについて徹底解説
◎『価格.com』さん
SSDの選び方
そして今回購入したのが、購入時点(2019/4)のAmazonで安かったSamsungの1TB SSD『860QVO (MZ-76Q1T0B)』です。

購入時 12,980円(2019年6月14日現在でもこの価格は変わらず)。
Amazonのレビューによると、悪い評価もありますが、他のSSDでも結構悪い評価もあるので、そこそこの評判とあとは価格で決めました。
◎Amazon
Samsung SSD 1TB 860QVO 2.5インチ内蔵型 MZ-76Q1T0B
この製品は、MLC V-NANDフラッシュメモリを使用しているとか。
箱から出すと、プラスチックのトレイに、各国語の注意事項が書かれた簡単な説明書が全体を覆うように置かれ、その下に本体が入っています。

で、SSD本体です。

裏面です。

SSDの重さは50gを切れるくらい・・・

まずは、直接iMacに装着しないで、LaCie d2 Quadra FireWire 400/800/ USB2 のケースに入れて、外付けとしてTime Machineから環境を作っていくことにしました。

で、SSDと一緒に、2.5インチのSSDを3.5インチのHDDサイズに変換する「アイネックス HDM-34」というマウンタも一緒に買ったんですが、LaCie d2 Quadraのコネクタは固定されていて、マウンタに装着するとコネクタ位置が合わないため、コネクタにそのまま装着することになってしまいました。
ただ、SSDは軽いので、特にネジに固定しなくてもコネクタへの負担は少なそうです。

本来格納しているHDDでは・・・

・・・な感じです。
でインストールが終わり、外付けとして動作もチェックできたので、いよいよiMacに搭載することにしました。
iMacへの搭載にはマウンタHDM-34を使えるだろう・・・と思ってましたが、SSDに装着するとケーブルが届かなくなるため、残念ながら使えないことが判明!!
結局、粘着力の弱い(剥がしやすい)テープで固定することにしました。
で、当初は、iMacに直につけてましたが・・・


放熱の面とかで影響ないように、マウンタを装着して、そのマウンタに貼り付けるように変更しました。

で、HDDからSSDに変えての感想ですが、SSDの効果として言い尽くされた・・・
■iMacの起動が速い
■各アプリの起動が速い
・・・というのを、やっぱり感じます。
特に、iMac全体の電源OFF状態からの起動が非常に速いです。
で、問題点ですが、交換後、内臓のSSDを"起動ディスク"として設定している場合は特に問題はないんですが、他の外付けのHDDを起動ディスクに設定していて、それがない(起動させていない)場合、これまでだと少し探した後、内臓のドライブから起動してくれたはずなんですが、SSDにして以降、フォルダに"?"が入ったマークが表示されて、SSDがあることを認識してくれませんでした。
しばらく、この状態で使っていた後、ひょんなことから以下の記事を読みまして・・・
◎『diwao日記』さん
Macのメモリ交換後にやると幸せになれるかもしれない2つのおまじない
・・・試しに、PRAMとSMCのリセットをしてみたところ、起動ディスクの問題が解決して、その上、起動の動作が速くなってくれました!!
■設定にかかわらず最終的にSSDから起動するようになった
■起動が"驚くほど"速くなった
ちなみに、PROMとSMCのリセットは、メモリをはじめ、構成が変わったら行うべき"基本"だそうです;;;
ずっとMacを使ってきましたが、そんな基本・・・知りませんでした;;;;
SSDに変えてから、"やや速くなった"程度の起動から、ひっかかりがなく"驚くほど"の速さになりました。
そういえば、Amazonのレビューの中にも「PCにドライブとして認識されない」と低評価を付けているものありましたが(Windows 10、7、と違いがありますが)、Macの一連のリセットのようにWindowsでも同様の処置を行えば状況が変わるのかもしれませんね。
・・・ということで、SSD、やっぱり速いです!!
さて、長らく使っておりますiMac Early 2008ですが、HDDの故障で起動しなくなりました。

使用していて、挙動が変なので、再起動させたら更に悪化して起動しなくなりまして;;;、焦りながら故障の箇所を探していく中、外付けのHDからは問題なく起動するということで、内蔵HDDの故障だと断定しました。
で、次はどのHDDを買おうかとAmazonを眺めておりますと、昨今SSDの価格がかなり落ちてきている・・・と知り、SSDへ交換することに決めました。
SSDの機種
SSDといいますと、1種類しかないのかと思っていましたが、実は採用するフラッシュメモリ(NAND型)の違いから幾つか種類があるらしいです。
■SLC(シングルレベルセル)
■MLC(マルチレベルセル)
■3D MLC / 3D TLC
■TLC(トリプルレベルセル)
■QLC(クアッドレベルセル)
情報を保存する記憶素子である"セル"に幾つのビットを保持させられるか・・・の違いだそうです。
じゃあ、クアッドが一番性能が良いのかと言うと・・・セルに保持できるデータが増えるほどに容量単価が低くなり低価格化できる反面、耐久性が下がる・・・と説明されています。
◎『ちもろぐ』さん
SLC、MLC、TLC、QLC、4種類のSSDについて徹底解説
◎『価格.com』さん
SSDの選び方
そして今回購入したのが、購入時点(2019/4)のAmazonで安かったSamsungの1TB SSD『860QVO (MZ-76Q1T0B)』です。

購入時 12,980円(2019年6月14日現在でもこの価格は変わらず)。
Amazonのレビューによると、悪い評価もありますが、他のSSDでも結構悪い評価もあるので、そこそこの評判とあとは価格で決めました。
◎Amazon
Samsung SSD 1TB 860QVO 2.5インチ内蔵型 MZ-76Q1T0B
この製品は、MLC V-NANDフラッシュメモリを使用しているとか。
Samsung SSD 1TB 860QVO
箱から出すと、プラスチックのトレイに、各国語の注意事項が書かれた簡単な説明書が全体を覆うように置かれ、その下に本体が入っています。

で、SSD本体です。

裏面です。

SSDの重さは50gを切れるくらい・・・

インストール
まずは、直接iMacに装着しないで、LaCie d2 Quadra FireWire 400/800/ USB2 のケースに入れて、外付けとしてTime Machineから環境を作っていくことにしました。

で、SSDと一緒に、2.5インチのSSDを3.5インチのHDDサイズに変換する「アイネックス HDM-34」というマウンタも一緒に買ったんですが、LaCie d2 Quadraのコネクタは固定されていて、マウンタに装着するとコネクタ位置が合わないため、コネクタにそのまま装着することになってしまいました。
ただ、SSDは軽いので、特にネジに固定しなくてもコネクタへの負担は少なそうです。

本来格納しているHDDでは・・・

・・・な感じです。
iMacへの搭載
でインストールが終わり、外付けとして動作もチェックできたので、いよいよiMacに搭載することにしました。
iMacへの搭載にはマウンタHDM-34を使えるだろう・・・と思ってましたが、SSDに装着するとケーブルが届かなくなるため、残念ながら使えないことが判明!!
結局、粘着力の弱い(剥がしやすい)テープで固定することにしました。
で、当初は、iMacに直につけてましたが・・・


放熱の面とかで影響ないように、マウンタを装着して、そのマウンタに貼り付けるように変更しました。

SSD搭載の効果
で、HDDからSSDに変えての感想ですが、SSDの効果として言い尽くされた・・・
■iMacの起動が速い
■各アプリの起動が速い
・・・というのを、やっぱり感じます。
特に、iMac全体の電源OFF状態からの起動が非常に速いです。
SSDを認識してくれない
で、問題点ですが、交換後、内臓のSSDを"起動ディスク"として設定している場合は特に問題はないんですが、他の外付けのHDDを起動ディスクに設定していて、それがない(起動させていない)場合、これまでだと少し探した後、内臓のドライブから起動してくれたはずなんですが、SSDにして以降、フォルダに"?"が入ったマークが表示されて、SSDがあることを認識してくれませんでした。
しばらく、この状態で使っていた後、ひょんなことから以下の記事を読みまして・・・
◎『diwao日記』さん
Macのメモリ交換後にやると幸せになれるかもしれない2つのおまじない
・・・試しに、PRAMとSMCのリセットをしてみたところ、起動ディスクの問題が解決して、その上、起動の動作が速くなってくれました!!
■設定にかかわらず最終的にSSDから起動するようになった
■起動が"驚くほど"速くなった
ちなみに、PROMとSMCのリセットは、メモリをはじめ、構成が変わったら行うべき"基本"だそうです;;;
ずっとMacを使ってきましたが、そんな基本・・・知りませんでした;;;;
SSDに変えてから、"やや速くなった"程度の起動から、ひっかかりがなく"驚くほど"の速さになりました。
そういえば、Amazonのレビューの中にも「PCにドライブとして認識されない」と低評価を付けているものありましたが(Windows 10、7、と違いがありますが)、Macの一連のリセットのようにWindowsでも同様の処置を行えば状況が変わるのかもしれませんね。
・・・ということで、SSD、やっぱり速いです!!
ipodnavi at 13:36│Comments(0)