2020年01月09日
Quadra 800 不調の原因は・・・メモリの接触不良
去年の3月に中古で購入して磨いてきた、Macintosh Quadra 800・・・

・・・が10月頃から起動時に不調が起きるようになりました。
症状としては・・・
◆起動して起動画面が出る前にチャイムが鳴ってストップ
◆症状はたまに起きる程度
◆再起動か停止後の起動により問題なく起動できるようになる
◆一旦、起動できると再起動を行っても再発しない
◆日増しに発生する頻度が増えてきた
・・・というようなもので、頻度については最終的にほぼ必ず起きるところまで増えてきてしまいました;;;。
結論から言いますと、原因は・・・

・・・でした。
Quadra 800のメインメモリは、ロジックボード上に8MBあり、そして増設用として72pin SIMM用のメモリスロットが4つあります。現状は、32MBのメモリモジュール4枚で128MBを増設しています(オンボード分と増設合わせて136MByte)。
その増設した4枚のSIMMの端子を、エタノールをつけた綿棒で掃除して再装着することと、装着するスロットを入れ替える・・・ことで安定的に症状が起きなくなりました。
◆メモリモジュールとスロットの端子をクリーニングする
◆メモリモジュールの刺す位置を入れ替える
起動画面が出る前のまだ画面が黒い段階・・・ではメモリのチェックを行っているはずなので、もしかするとメモリ周辺の問題かな・・・と考えました。
そこで、ロジックボードのメモリスロットに刺しているメモリモジュールを順に1枚ずつ抜いていって、様子を見ていくことにしました。
実は、症状が出てから、問題の解消に踏み切れなかったのが、この「1枚ずつ抜いて・・・」という作業;;;。
Quadra 800のメモリへのアクセスは、ロジックボードを完全に外さないとできなくて非常に面倒です。まずは電源などの各種ケーブルを外し、背後の4本のネジを緩め、金属カバーを外し、ネジを外した上でロジックボードカバーを外し、その上でロジックボードを取り外して、やっとメモリにアクセスできます。そこから、今度はその逆を進めて・・・という感じ。
まぁ、試している間は、金属の筐体はいちいち被せないので、そこは省けますが・・・何せ自分としては、ちょっと"やる気スイッチ"が入りにくい作業です;;;;(笑)

これはスロット2のみを抜いたパターン
すると・・・
◆スロット1からメモリを外すとメモリチェックは通過、
その後アラートが表示され停止
◆スロット1、2から外すと安定的に症状が起きない
・・・ことが判明しました。
これで、「メモリの問題である」ことを確信することができましたが、あとは何が問題なのかという点です。
メモリまわりの問題としても・・・
◆メモリモジュールとメモリスロット(ソケット)の接触不良
◆メモリモジュールのどれか(または"どこか")の破損
◆メモリスロット(ソケット)の破損
・・・の可能性があります。
そのため、更にメモリモジュールを抜いたり、刺すモジュールを入れ替えたりしながら状況を確認していきました。
その結果からメモリの破損ではなさそうなので、ひとまず、各メモリモジュールの接点、スロットの接点、の双方をエタノールで掃除してみましたが・・・
◆スロット1とそのメモリでは問題が起き続ける
・・・ということがわかりました。
そのため、最終的には、第1スロットと第2スロットに刺さっているメモリを交換したところ、安定してくれました。
第1スロットとメモリについては、メモリモジュールの接点に対して、メモリスロットの接点は非常に細い構造になっていることから、入れ替えることでスロットの接点を微妙にズラすことができ、接触不良を回避できたのでは・・・と思っています。

・・・が10月頃から起動時に不調が起きるようになりました。
症状としては・・・
◆起動して起動画面が出る前にチャイムが鳴ってストップ
◆症状はたまに起きる程度
◆再起動か停止後の起動により問題なく起動できるようになる
◆一旦、起動できると再起動を行っても再発しない
◆日増しに発生する頻度が増えてきた
・・・というようなもので、頻度については最終的にほぼ必ず起きるところまで増えてきてしまいました;;;。
原因はメモリ
結論から言いますと、原因は・・・
メインメモリ

・・・でした。
Quadra 800のメインメモリは、ロジックボード上に8MBあり、そして増設用として72pin SIMM用のメモリスロットが4つあります。現状は、32MBのメモリモジュール4枚で128MBを増設しています(オンボード分と増設合わせて136MByte)。
その増設した4枚のSIMMの端子を、エタノールをつけた綿棒で掃除して再装着することと、装着するスロットを入れ替える・・・ことで安定的に症状が起きなくなりました。
◆メモリモジュールとスロットの端子をクリーニングする
◆メモリモジュールの刺す位置を入れ替える
原因の特定
起動画面が出る前のまだ画面が黒い段階・・・ではメモリのチェックを行っているはずなので、もしかするとメモリ周辺の問題かな・・・と考えました。
そこで、ロジックボードのメモリスロットに刺しているメモリモジュールを順に1枚ずつ抜いていって、様子を見ていくことにしました。
実は、症状が出てから、問題の解消に踏み切れなかったのが、この「1枚ずつ抜いて・・・」という作業;;;。
Quadra 800のメモリへのアクセスは、ロジックボードを完全に外さないとできなくて非常に面倒です。まずは電源などの各種ケーブルを外し、背後の4本のネジを緩め、金属カバーを外し、ネジを外した上でロジックボードカバーを外し、その上でロジックボードを取り外して、やっとメモリにアクセスできます。そこから、今度はその逆を進めて・・・という感じ。
まぁ、試している間は、金属の筐体はいちいち被せないので、そこは省けますが・・・何せ自分としては、ちょっと"やる気スイッチ"が入りにくい作業です;;;;(笑)

これはスロット2のみを抜いたパターン
すると・・・
◆スロット1からメモリを外すとメモリチェックは通過、
その後アラートが表示され停止
◆スロット1、2から外すと安定的に症状が起きない
・・・ことが判明しました。
これで、「メモリの問題である」ことを確信することができましたが、あとは何が問題なのかという点です。
メモリまわりの問題としても・・・
◆メモリモジュールとメモリスロット(ソケット)の接触不良
◆メモリモジュールのどれか(または"どこか")の破損
◆メモリスロット(ソケット)の破損
・・・の可能性があります。
そのため、更にメモリモジュールを抜いたり、刺すモジュールを入れ替えたりしながら状況を確認していきました。
その結果からメモリの破損ではなさそうなので、ひとまず、各メモリモジュールの接点、スロットの接点、の双方をエタノールで掃除してみましたが・・・
◆スロット1とそのメモリでは問題が起き続ける
・・・ということがわかりました。
そのため、最終的には、第1スロットと第2スロットに刺さっているメモリを交換したところ、安定してくれました。
第1スロットとメモリについては、メモリモジュールの接点に対して、メモリスロットの接点は非常に細い構造になっていることから、入れ替えることでスロットの接点を微妙にズラすことができ、接触不良を回避できたのでは・・・と思っています。
ipodnavi at 21:05│Comments(0)