iPod Style Navi ブログ アイポッド スタイル ナビについてお問い合わせ
iPod nano '06 2GB4GB8GB
iPod nano '05 1GB2GB4GBiPod with Video '05 30GB60GB
BOSE TriPort, Quiet Confort 2 Shure E5cE500PTH-J
JBL encounterOn station Altec inMotion iM7
Incaseケース特集 iPodiPod miniiPod nano
iPod Style Navi Review(レビュー)
変更日時:06.3.8 4:00 PM

0.到着Incse Leather Folio 〜 Apple Store!

iPodのレザー素材のケースと言えば「Incase」社製が有名。
そんなIncaseから、やっと第5世代iPod用のケースがリリースされた。まずは米国のAppleStoreに並んだが、ほどなくして日本のAppleStoreでも発見!。
そこで、すかさず注文し、その本命中の本命Leather Folio for iPod 5Gを試してみた。

当然ながら自腹レビューってやつだ。



第5世代iPod用のケースって、どのメーカでも出てくるまでに予想以上に時間がかかっている。まずは、ポリカーボネートなどの製品がやっとお目見えして、レザー素材はそのかなり後になってからポツポツと登場してきた。
日本国内のメーカとして心境著しいTUNEWEARでさえ、早くに「PRIE WALLET 5G」などの製品を発表してはいるが、12月28日になってやっと出荷が開始された。(実はこれも注文済みなので、いずれレビューする予定)
もしかすると、第5世代iPodは画面が大きくなったので、強度の問題とか、造り辛い何かがあるのかもしれない。

TUNEWEARは、非常に期待していた会社だったんだけど、実際に「PRIE WALLET 5G」を試してみたら、非常に製品は粗雑だった。(今後、時間が出来たらレビューを掲載したいと思う)
それについて、メーカー側に問い合わせたら、「不良の可能性がある」として交換の申し出を受けたのだが、結局1ヶ月半過ぎても、その約束が果たされることはなかった。こちらも、不良品をレビューして評判を落とすことは本意ではないと気長に待つことにしたが、一方で製品は日々販売は続けられ、一方でこちらには対応品が送られて来ない状態で、結局、対応を諦めることに・・・。
レビューする旨を最初から伝えていたので、なんだか時間をただ引き延ばされたような気がする。(確認したことではないが・・・)
そんなことで、TUNEWEAR製品については、サポートに問題を感じるのと、製品に対する疑問を抱いているので、購入する場合には、実際に手に取って実際に確認してからの方が良いだろう。
それと、直販も行っているようだが、メーカ直販だから何かあったら直ぐに交換してもらえると思ったら、大きな間違いであることを今回痛感した。
記:2006/3/8


今回のAppleStoreからの荷物の到着は、感激するほど速くはなかった。
発送の連絡のあった日から、Amazonなどと同じ中一日かかり、翌々日に到着。
その時々で、発送方法が違うのか?。


パッケージ
Leather Follioのパッケージ構成は、結構簡単。
今回からiPodと同じような黒いカラーリングになった箱を開けると、写真のように透明な器に乗ってLeather Folioが入ってる。

Apple Storeから送られてきた第5世代iPod用Incase Leather Folioが入った箱


第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のパッケージ構成
1.Incase Leather Folioの外装

では、Incase Leather Folioの外装。
右の写真が、Incase Leather Folioの正面から見たところ。

最近のIncase製品は共通して、グリーン・ベースの葉のロゴと、ホワイトの「Incase」の文字を大きく描くようになってきている。
このLeather Folioも例外なく、その様式に沿ってデザインされている。
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」の正面
「CRYSTAL VIEW II」をいよいよiPod 30GB上に貼るクリックで拡大写真
新旧のLeather Folioを比較
前作のLeather Folioとの比較。

右側(ロゴの大きく描かれている方)が新作で、左側が前作。
大きな変化は、フラップの留め具で、マジックテープへ変更された。
それと、ベルトクリップの形状も変更。前作では、クリップの形状そのものが抜け止めになっていたが、新作はストレートなデザインで、抜け止めは特殊なストッパーが内側に付いている。一見すると、ひ弱そうな印象を受けるが、前作同様に強力なグリップ力。多分、厚さを減らすためにこのような形状の変更が行われたと思う。前作は前作で、良いデザインだったが、新作もシンプルながらIncaseのロゴが押されていたりと工夫されていて、これもなかなか良いと思う。

「Incase Leather Folio」の新旧比較【正面】
「Incase Leather Folio」の新旧比較【正面】クリックで拡大写真
「Incase Leather Folio」の新旧比較【背景】
「Incase Leather Folio」の新旧比較【背景】クリックで拡大写真

それと、表面のレザーの処理も新しい。
前作は、硬めのピッタリとしたレザーだったが、今回はふっくらした中綿が入っているようなレザー使いになっている。これも、前作の方がシッカリ感があるが、新作は衝撃吸収が良さそう、ということでそれぞれに良さがある。


フラップの留め具が、マジックテープへ変更されたが、それに加えて配置場所もセンターに移動した。この配置により、前作ではフラップを閉じた状態では触ることができなかったホールドスイッチが、閉じたまま使用出来るようになった。

「Incase Leather Folio」の新旧比較【上端】
右側の新作はセンターに留め具の帯が配置されている
「Incase Leather Folio」の新旧比較【サイド】
「Incase Leather Folio」の新旧比較【サイド】クリックで拡大写真
前作は、再度部分にレザーが多く使われていたので、高級感があった
フラップの留め具
フラップを留める仕組みが、第5世代iPod用のLeather Folioでは、マジックテープに変更された。

旧型は、ユニークな突起にフラップの金具をはめる仕組みで、シルバーのリングが「これぞFolio」と言えるような、ひとつの象徴となっていた。
それがマジックテープになってしまったのは、特徴がなくなったことと、少しだけ高級感がなくなったように感じて残念な点。

ただ、その反面、以前の留め具よりもスペースを取らないと言うメリットがある。
前作だと、留め具を外したあと、どうしても突起が邪魔になるし、閉めた状態でも、ある程度の厚さが必要になっていた。
新作は高級感が減少したものの、実用的な面ではプラスの方が大きいのかもしれない。
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のフラップ留め具のマジックテープ
新作のマジックテープ
第4世代iPod用「Incase Leather Folio」のフラップの留め具
前作の留め具

収縮自在なサイド
サイドの構造は、前作とほぼ同じように収縮する繊維を使用していて、30GBと、少し厚みのある60GBの、両方で使えるようになっている。
前作は、ブラックの本体に対して、収縮部分がグレーだったが、今回は全てブラックに変わっている。前作は、レザーを混在させた構造が粋なデザインだったがグレー部分が少しだけ野暮ったく感じていたので、今回のブラック一色のデザインの方が良い印象を受ける。

第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のサイドの収縮部分
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のサイドの収縮部分
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のサイドの収縮部分

前作は、iPodの底部分に配置する収縮素材が、留め具のもう一方側に装備され、結果グレーの素材が見えて少し違和感があったが、新作では留め具の帯が隠す構造になり洗練されている。

第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のトップの収縮部分
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のトップの収縮部分の拡大

新作はセンターに収縮部品が装備され、帯により隠される

ベルトクリップ
フラップとベルトクリップが付いたiPod用のケースは他のメーカにもあるが、Incase製品の構造の特徴として、ベルトクリップがフラップ側についている点が挙げられる。

この配置によって、ベルトなどにFolioを装着してiPodの操作をしようとした際に、装着したまま上からiPodをしっかりと見ることができるのだ。
ルックス上、最初、フラップ側にクリップが付いていることに違和感を覚えたが、実際に日常使ってみると操作性を考えてのデザインであることが理解できた。
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のベルトクリップ
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のベルトクリップ
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のベルトクリップ

その代わり、クリップが不要な人にとっては、邪魔この上ないのと、取り外しもできないので、その点は、使うシチュエーションを考慮して、この製品の購入そのものを判断する必要があるだろう。

2.Incase Leather Folioの内装

取扱説明書と型くずれ防止
送られてきたIncase Leather Folioの中には、iPodが印刷された型くずれ防止のための紙が入っている。この折り畳まれた内部には、製品説明が書かれている。

第5世代iPod用「Incase Leather Folio」の型くずれ防止の紙
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」の型くずれ防止の紙に書かれた説明
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」の型くずれ防止の紙に書かれた説明クリックで拡大写真
Leather FolioのiPod正面
マジック・テープを外して、フラップを開く。
このiPodの正面を覆う部分は、非常にパフォーマンスが高い。

まず、厚さが非常に薄いこと。それも、液晶部分には透明なフィルム、そしてホイール部分にはシリコンカバーを入れているにもかかわらず非常に薄い。
実は、この製品のレビューを最初に書いた時には比較するケースがなかったので、当たり前に見ていたが、最近になって某有名なケースメーカの製品で液晶部分とホイール部分に何も入れていないケースと比べてみた場合、それよりも薄かった。液晶にフィルムを入れることで、周囲も厚くなるように思うのだが、このFleather Folioでは見事に薄く出来ている。(2006/1/4 コメント追加)

それと、液晶部分やホイール部分のレザーを抜く(カットする)処理も丁寧で、後処理も見事に綺麗だ。その綺麗さは、他のメーカの製品と比較してみて初めて理解できた。(2006/1/4 コメント追加)

第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のフラップを開いたところ
フラップ側に付けられたクリップ。
結構、本体の裏側に付けられているものが多い。それだと、無理矢理上に向けるか、手探りで操作するしかないので、この仕組みは非常に重要。
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」の液晶部分
液晶画面部分には透明なフィルムが覆っている。
前作と違って、密閉度が高い。
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のフラップを開けた正面
クリックホイール部分には乳白色のシリコンカバーが覆っている
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のフラップの付け根
センター部分は黒いパーツが配置されていて、押し易い。
これは、前作の正面。
レザーのカットが広く、画面部分だけが透明フィルムで覆われていた。
Leather Folioの内面
Incase Leather Folioの内部は、前作・新作ともに柔らかなスウェードで覆われている。多分、iPod購入時から、このケースに入れておくと、かなりの確率で傷から予防できてしまう。この柔らかな内面のお陰で、ケースそのものがiPodを傷をつけることがまずない。

第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のフラップの裏側
フラップの裏側全面もスウェードで覆われている。
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」の内装、フラップの内部からのつながり
フラップから続いて、内部にスウェードが続いていく。
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」の全面部分の内側
iPod正面に接する部分も、もちろんスウェードが使われている。

Incase Leather Folioは、その内部も非常にしっかりと作り込まれている。
例えば液晶部分のレザーのカット。見事にスパッと斬られている。それと内側に切り口のレザーの繊維が飛び出すことも当然ない。
また、スウェードと表面のレザーは縫い合わされているのだが、それも丁寧に縫われていて、内側に突起になったりはしていない。
つまり、iPodに擦れたりしないようにギッチリ縫われている。手で触ると、液晶部分、ホイール部分、そして縫い目、限らず手に残る感触はスウェードの柔らかな感触だけだ。本当に見事。
これも、この最初のレビューを書いた時には、この程度は当たり前の出来と思っていたのだが、他の製品を見た後、その価値の高さに気がついた。(2006/1/4 コメント追加)

3.装着感

iPodに装着して閉じた状態
装着して持った感じは、前作との比較で薄くなり、その分持ち易くシッカリ感が増している。
前作を第4世代のiPod 20GBに装着した場合は、今よりも厚さがあったため、重厚感があったが、第5世代iPodとLeather Folioでは軽快感が出てきた。

「Incase Leather Folio」に第5世代iPod 30GBを装着
閉じた状態だと、イヤフォン・ジャックとホールドスイッチだけアクセスできる。

Dockコネクタにアクセスするには、フラップを開けなければいけない。

そして、全てが覆われているわけじゃなくて、iPodのシルバーが少し見えてくれて、これが何となく誇らしげに輝く!
「Incase Leather Folio」に第5世代iPod 30GBを装着
「Incase Leather Folio」に第5世代iPod 30GBを装着
iPodに装着して開いた状態
iPod前面をレザーが最大限覆い、ディスプレ部分にはフィルム、クリックホイール部分にはシリコンが入り、全く隙間がないので、面としての強度の強さを感じる。持った時に、ビシッとした感触が手に伝わってくるようで、画面が大きいことによる、ケースの強度不足など感じられない。
それと、サイドの黒い収縮素材もピッタリとiPodに吸い付いてくれている。

「Incase Leather Folio」に第5世代iPod 30GBを装着
液晶部分が広くなっているが、面全体で強度を上げている。
レザー部分と、液晶部分のフィルム、そしてシリコンが一体化して、かなりしっかりした作りに感じる。

「Incase Leather Folio」に第5世代iPod 30GBを装着
「Incase Leather Folio」に第5世代iPod 30GBを装着クリックで拡大写真
iPodを入れたところ。
しっかり入れた状態で、iPodの端が2mm程度オーバーしている。
「Incase Leather Folio」に第5世代iPod 30GBを装着
iPodのクリックホイールの表示がかすかに見える程度。
塵や埃から守られるのは良いが、間接的になる分、スクロールなどの指の動きに連動した作業は感度は鈍くなる。センター部分を含めてのクリック操作に関しては余り影響はない。

クリックホイール部分のシリコンについては、AppleStoreのレビュー等で、感度が鈍くて使いづらいというようなネガティブな意見も目にする部分だが、2週間使った感想としては、「慣れた」というのが正直なところ。

個人的には、このクリックホイール部分が空いていと埃が入るので前作から覆って欲しかった背景があり、まずそれが実現したことの方が嬉しい。
それと、何よりも驚きなのは、こんなシリコンのカバーを入れているのに、周囲が極端に厚くなっていないこと。これは、本当に凄いことだよ。
いや、実際に触ってみると、やや内側に盛り上がっていることは盛り上がっているけど、それをスウェードが柔らかく覆っているから余り気にならない。外側に至っては平坦そのもの。この周辺の処理がLeather Folioは全般的に本当に見事としか言えない。(2006/1/4 コメント追加)

4.総括

質感
最初、前作で特徴的だったフラップの留め具(結構自慢だった)が、マジックテープに変わったことが、質感を落とすようで引っ掛かっていたのだが・・・。
実際に使ってみると、閉じた時に薄くできる点と、開いた時の突起物がないなど、結構利点が多いことに気がついた。ただ、「ベリベリッ」っていうマジックテープを剥がす時の音は、今でも高級感を損なうと感じているが、それを差し引いても薄くできた利点は大きいと納得している。


レザーの材質
新作では、どのようなレザーを使用しているかの記述がないので、もしかすると質を落としているのかもしれないが、実際に使った印象では、その違いは感じられない。外装では、前作のキッチリとした硬めの処理の仕方も良かったが、衝撃の吸収という実用面から見た場合は、新作の方が有利であり、こちらのほうがiPodを守ってくれそうな印象を受ける。
それと、これは前作も同じ作りだが、内面にスウェードを使っていることも、iPodを出し入れする際に、傷をつけることが少なくなり、Leather Foliのとても良い点だと思う。


より密閉度が増した正面
前作ではiPodの正面を覆う部分は、レザーのカットが大きく、画面部分が透明なフィルムで覆われていただけで、中途半端なデザインと感じていた。
新作では、その点が改良され、液晶とクリックホイールの部分のみをカットし、液晶部分には透明なフィルム、クリックホイール部分には乳白色シリコンカバーが入れられているので、埃が入りにくくなったとともに、強度が増し、全体のシッカリ感にもつながっている。
クリックホイールのシリコンカバーは、最初は操作しにくく感じるが、慣れてくると余り違和感なく使えるようになった。


マイナス面
今のところ、思いつくマイナス面は余りないが、ちょっとしたことが2つ。

まず、iPodを入れるまでの最初だけの話として、密閉度が増したので、画面部分のフィルムの内側に付いた埃をクリーニングし辛くなった点がある。
新品と言えども少しくらいの埃は付いてくるし、パッケージを開けてからiPodを入れるまでにフワ〜ッと埃が紛れ込んだりもする。そんな僅かな埃が"ちょっと"気になる場合に、クリーナーとかが入れにくい。
実際に、布製のクリーナーを入れようとしたけど、ちょっとそれは難しかった。結局洗いたての指先でササッととってしまうことに・・・。
ただ、この点は、一旦iPodを入れると、密閉度は高く埃が紛れ込むことは非常に少ないので、あくまでも最初だけの話だと思うが、プラス面に潜む"ちょっとした"苦労ということで、使う上での工夫が必要な点。

2つめは、生産上の少しだけシリアスな問題。
それは、クリックホイール部分に付けられているシリコンカバーの裏側の表面処理が"やや悪い"と思えること。
少しムラがあるようで、それが斜め横から光を当てると微かに筋状に浮かんで見えてしまっているのが残念。
今後、生産が進むにしたがって精度が増してくる可能性はあるし、もしかすると、この手にしている製品固有の問題なのかもしれないが、それ以外の部分の完成度が高いだけに少々残念な点だった。
第5世代iPod用「Incase Leather Folio」のクリックホイール部分
「Incase Leather Folio」に第5世代iPod 30GBを装着クリックで拡大写真


で、結論・・・
前作よりも価格が1,000円ほど安くなり、コストパフォーマンスについては◎。
それに加えて構造上の完成度が上がっていて、使い勝手と質感の両面から満足度は向上したと思う。iPod正面を覆う部分の密閉度が高くなったのが非常に大きいと思う。

ここで、実際に2週間使ってみた上での感想を加える。
本文でも述べたが、非常に細部の造りが丁寧だ。
表面もそうだが、特に裏側の処理が素手で触った時、固いあたりがほとんどなく、見事な程にiPodに優しい。
それと、厚さが最小限に留められて、iPod 30GBの薄さを十分に享受できる。多分、それぞれの面の厚さが最小限に抑えられているので、iPod 60GBでも、同様にそれ程ケースに入れることによる厚さの増加を感じないだろう。
少し時間が経過して、他のメーカからリリースされる製品を見て思うのは、レザー素材は、天然素材ということで、必要以上に細部にこだわった構造にしてしまうと、手間が掛かる割には全体の作り込みの精度が低下し、見栄えも悪く、コンパクトさを失ってしまうようだ。
新作Leather Folioでは、前作よりもシンプルな構造にしている部分もあるが、それでいて中綿を入れた表皮をつかったりと、薄さと対衝撃性そして完成度を向上させることに成功できていると思う。(2006/1/4 コメント追加)


あとは、ベルトクリップが必要か否かという点が購入の大きな要素になるのかもしれない。これって使わない人には、結構邪魔になるからね。

逆に、ウォーキングや愛犬の散歩の時とか、外出時に身につけたい場合は、このクリップが役に立つ。
iPod nanoだと首からぶら下げるのもありかもしれないが、iPod 30GBとかでは"まだまだ"重た過ぎ。気付かないうちに肩が凝っちゃう。少なくても、首から掛けても、本体は胸ポケットか、上着の内ポケットに入れて、重量を体全体に分散させたいところ。
ベルトだけじゃなく、バッグのポケットに付けてもお洒落。その時に、フラップがあるとディスプレイの防御という意味で安心感が高い。今回フラップがないものも考えたけど、やっぱり使うときのことを考えたら、ふと何かがぶつかってくることも良くあって怖いのでフラップ付きにした。


フラップ付きで、クリップ付きじゃないものの代表としてTUNEWAREの「PRIE WALLET 5G」がある。これは、ポケットなどに入れて持ちあるくタイプ。この製品の出荷もいよいよ始まったようなので、次回は「PRIE WALLET 5G」のレビューをしたい。(現在、細部についてメーカ側に問い合わせ中、その回答を待ってからレビューを掲載する予定)

ということで、非常に満足な一品。


レビュー
第5世代iPod用ケース
在庫あり・銀行振込・メール便配達・送料150円Micro Solution iPodFilm Kit #05 Gloss IFK05G f... Leather Folio for iPod 5G
Incase
折りたたみ式のフラップが携帯時にiPod全面をカバー。高品質の本革、内部にはソフトなスェードを使用。液晶は透明なフィルム、クリックホイールはシリコンでカバー。
AppleStore
¥4,280円(税込・送料無料)
Leather Sleeve for iPod 5G
Incase
高品質の本革、内部にはソフトなスェードを使用。液晶は透明なフィルム、クリックホイールはシリコンでカバー。
AppleStore
¥3,680円(税込・送料無料)
Neoprene Sleeve for iPod 5G
Incase
ソフトで収縮性のあるネオプレーン素材を使用。液晶は透明なフィルム、クリックホイールはシリコンでカバー。装着したまま操作ができるように工夫されたベルトクリップ。
AppleStore
¥3,680円(税込・送料無料)
LEATHER STAND CASE for iPod 5G
BELKIN
上質なレザーを使用。上半分を後方に折れば、ビデオ鑑賞用のスタンドにもなるデザイン。
AppleStore
(Black,White,Pink)
¥3,680円(税込・送料無料)
iPod関連の本
iPod&iTunes Hacks
元祖Hack本。
各世代のiPodのバッテリーを入れ替えることから始まり、iPodとiTunesについての数々の使い方や技が網羅されている。スクリプトでのiTunes操作の説明やRSS利用など幅も広い。
iPod&iTunes Hacks
日本版Hack本。
こちらは第一世代のiPodのバッテリー交換から始まり、周辺のソフトウエアを駆使してiPodとiTunesを使いきる方法が満載。Windowsユーザ向け。
クリーニング・グッズ
在庫あり・銀行振込・メール便配達・送料150円Micro Solution iPodFilm Kit #05 Gloss IFK05G f... Crystal Coat #01
Micro Solution
¥5,775円
油脂や界面活性剤を一切含まないガラス繊維系素材による光沢/鏡面処理と帯電防止性が特徴の表面保護コーティング剤。ポリカーボネイトの保護・艶出し、アルミ筐体の酸化皮膜処理の保護に。
AppleStore
¥5,770円(税込・送料無料)
Kitcut SecondaryStore
¥4,980円(税込・送料別
セレクション越後屋
¥5,250円(税込・送料別)
Joshin web
¥5,770円(税込・送料込)

iPod Style Navi ブログ お問い合わせ
2005 iPod Style Navi. All rights reserved.
iPod Style Navi