2011年12月05日
LW 16/600 PS-JをLionやSnow Leopardで使う!
Mac OSX 10.6(Snow Leopard)からAppleTalkがサポートされなくなって、古いAppleのレーザープリンター Laser Writer 16/600PS-Jが単純にLAN環境に繋いだだけでは使えなくなってしまいました。
この場合、システム環境設定で、IPプリンタとして登録すれば良いらしいのですが、以前、この設定方法を試してみたところ、なかなか上手く使えるようにならなくて結局断念・・・その後は、Apple Talkが使えるiBook G3をプリントサーバー代わりにして、iMac(Mac OSX Lion)からはプリンタ共有で使ってきました。
ところが先日、AirMac Extremeベースステーションを購入したことを契機に一念発起!、もう一度、きちんとiMac(Mac OSX Lion)から16/600 PSへ直接プリントできるように設定しようと、ネット上の情報を集め直しました。
プリンタのIPアドレスを整える
で、結論から先に書きますと、前回上手く行かなかったのは、プリンタのIPアドレスを、Macと同じサブネット(ネットワークアドレス)にしなかったことが原因で、きちんとそれを揃えると、何も問題なく、簡単に接続できることが判りました。(ネットワークについて知識が・・・ないが故のミスでございます!m(_ _)m)
たとえば、AirMacのベースステーションのDHCPを利用した場合、ローカルの各マシンに自動的に割り振られるプライベートIPアドレスは、設定そのままだと10.0.1.2から。一方、Yahoo!BBのADSLモデムでNATを使った場合には、確か192.168.x.xというアドレスが割り振られたはず。
で、同じサブネット(ネットワークアドレス)にするというのは、左から3つの数値を同じにするということで、AirMacのベースステーションで割り振られるプライベートIPアドレスを例にすると・・・
と、一番右の"x"部分以外は共通にして、"x"の部分の数値に適当な数字を入れたアドレスを割り振ってあげれば良いみたい。(たとえば、10.0.1.11とか)
・・・ということで、そのようなポイントを含めて、Mac OSX Snow Leopard以降で、Laser Writer 16/600PS-Jを使えるようにするための設定方法を以下に書き留めます。
この場合、システム環境設定で、IPプリンタとして登録すれば良いらしいのですが、以前、この設定方法を試してみたところ、なかなか上手く使えるようにならなくて結局断念・・・その後は、Apple Talkが使えるiBook G3をプリントサーバー代わりにして、iMac(Mac OSX Lion)からはプリンタ共有で使ってきました。
ところが先日、AirMac Extremeベースステーションを購入したことを契機に一念発起!、もう一度、きちんとiMac(Mac OSX Lion)から16/600 PSへ直接プリントできるように設定しようと、ネット上の情報を集め直しました。
プリンタのIPアドレスを整える
で、結論から先に書きますと、前回上手く行かなかったのは、プリンタのIPアドレスを、Macと同じサブネット(ネットワークアドレス)にしなかったことが原因で、きちんとそれを揃えると、何も問題なく、簡単に接続できることが判りました。(ネットワークについて知識が・・・ないが故のミスでございます!m(_ _)m)
たとえば、AirMacのベースステーションのDHCPを利用した場合、ローカルの各マシンに自動的に割り振られるプライベートIPアドレスは、設定そのままだと10.0.1.2から。一方、Yahoo!BBのADSLモデムでNATを使った場合には、確か192.168.x.xというアドレスが割り振られたはず。
で、同じサブネット(ネットワークアドレス)にするというのは、左から3つの数値を同じにするということで、AirMacのベースステーションで割り振られるプライベートIPアドレスを例にすると・・・
10.0.1.x
と、一番右の"x"部分以外は共通にして、"x"の部分の数値に適当な数字を入れたアドレスを割り振ってあげれば良いみたい。(たとえば、10.0.1.11とか)
・・・ということで、そのようなポイントを含めて、Mac OSX Snow Leopard以降で、Laser Writer 16/600PS-Jを使えるようにするための設定方法を以下に書き留めます。
0.使用するもの
■ Classic環境が動くMac(Mac OS X 10.5まで)
■ Apple Printer Utility(上記Classicが動くMac上で使用)
■ 16/600を使いたいMac(Mac OS X 10.6 以降が稼働)
◎Apple Printer Utilityの入手方法
このユーティリティ・アプリは、MacOSXのClassic環境で動くので、Mac OSX Leopard以前が動くMacが必要になってしまいます。多分、Classicが動く環境だと、「Applications(Mac OS 9)」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダに入っていると思うけど、もしもなかったり、最終版を手に入れる場合は、今でも以下のサイトからダウンロードできるよ。
■ Apple Support - Apple Printer Utility 2.2 ※すぐダウンロードが開始
■ ZDNet - Apple Printer Utility 2.2 (Mac)
1.Laser Writer 16/600PS-JのIPアドレスを確認&変更
プリンタに設定されているIPアドレスを調べます。
他にも調べ方はあるのかもしれませんが、今回は、Apple Printer Utilityを使いました。
プリンターがネットワークに接続され、かつ既に動いている状態で、Classic環境が動くMac上で、Apple Printer Utilityを起動します。すると、ウインドウが現れ、その下側にある"Printers:"リストに"Laser Writer 16/600PS-J"と表示されます。
"Laser Writer 16/600PS-J"が選ばれた状態で、「Open Printer」ボタンを押すと、新しいウインドウが開いて、そこにプリンタの設定項目が表示されます。
表示された項目の一番下にある「Communication Configuration」の三角マークをクリックし、現れる「TCP/IP Configuration」の三角マークをクリックします。
すると、以下のように、プリンターに設定されているIPアドレスが表示されます。
今回は、"10.0.1.81"が設定されています。
この値は、上記の説明のように、プリンタを利用するLionやSnow Leopardを搭載したMacのIPアドレスと、同じサブネット(ネットワークアドレス)となっている必要があります。
変更が必要な場合は、この数値を変え(全て半角数字と"."の区切り)、「Send」ボタンを押して、プリンターに変更を反映させます。
それと、この後のプリンタを登録する際に必要となる、搭載しているメモリサイズが判らない場合は、一番上の「Printer Information」を開くと、「Total RAM」の項目で見られるよ。
その他、プリンタの起動時に必ずプリンタの情報を印刷する、またはその印刷を止める、場合には「Startup Page」で設定できちゃう。
2.Mac OSX側の設定
次に、16/600を使いたい、Snow LeopardやLionが搭載されたMac OSX側の設定を行います。
「システム環境設定」の「プリントとスキャン」を開いて、プリンタ・リストの下にある"+"ボタンを押します。
すると、ポップアップメニューが表示されるので、その一番上にある「ほかのプリンタまたはスキャナを追加...」を選びます。
すると、「プリンタの追加」というウインドウが開くので・・・
その上側に並ぶアイコンの中の「IP」を押します。
開いた設定ページで、以下の項目を設定します。
プロトコル:LPD (Line Printer Daemon)
アドレス :10.0.1.81 ※上記1.で確認(変更)した16/600のアドレス
キュー : ※空のまま、何も入力しない
名前 :LW 16/600 PSJ ※お好きな名前を付けて下さい!
場所 : ※何も入力しなかった・・・
ドライバ :Apple LaserWriter 16/600 PS-J v2014.106
※"ドライバ"の指定方法は以下で説明・・・
"ドライバ"の値は、ドライバのポップアップメニューを開き「プリンタソフトウェアを選択」を選び・・・
開かれたウインドウ「プリンタソフトウェア」から該当するプリンタを選びます。
ここでは、Apple LaserWriter 16/600 PS-J v2014.106を選んでいます。
設定を終えたら、「追加」ボタンを押します。
すると、手続きが行われ・・・
プリンタのメモリ構成と用紙カセットの有無を指定するウインドウが開くので、状況に合わせて数値を設定し、「OK」ボタンを押します。搭載されているメモリ量が判らない場合は、上記1.のApple Printer Utilityで、事前に調べておいた方が良いでしょう。
ただ、この2つの項目は、登録後に「プリントとスキャン」の"オプションとサプライ..."の"ドライバ"からも設定および変更ができます。
すると、設定が完了して、システム環境設定の「プリントとスキャン」のプリンタ・リストに登録したプリンタが現れます。
参考にしたサイト
◎Apple サポート & サポート コミュニティ
■Mac OS X v10.6:IP ベースのプリンタ、または IP 経由での AppleTalk プリンタの接続方法
■Apple Laser Writer 16/600 PSが接続できない。
■Mac OS X v10.6:Mac 101 - プリント
■LaserWriter 16/600 PS: TCP/IP Configuration Guide
◎Feels Like Home さん
■Snow LeopardでLaserWriter 16/600 PS-Jを使う
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■ Classic環境が動くMac(Mac OS X 10.5まで)
■ Apple Printer Utility(上記Classicが動くMac上で使用)
■ 16/600を使いたいMac(Mac OS X 10.6 以降が稼働)
◎Apple Printer Utilityの入手方法
このユーティリティ・アプリは、MacOSXのClassic環境で動くので、Mac OSX Leopard以前が動くMacが必要になってしまいます。多分、Classicが動く環境だと、「Applications(Mac OS 9)」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダに入っていると思うけど、もしもなかったり、最終版を手に入れる場合は、今でも以下のサイトからダウンロードできるよ。
■ Apple Support - Apple Printer Utility 2.2 ※すぐダウンロードが開始
■ ZDNet - Apple Printer Utility 2.2 (Mac)
1.Laser Writer 16/600PS-JのIPアドレスを確認&変更
プリンタに設定されているIPアドレスを調べます。
他にも調べ方はあるのかもしれませんが、今回は、Apple Printer Utilityを使いました。
プリンターがネットワークに接続され、かつ既に動いている状態で、Classic環境が動くMac上で、Apple Printer Utilityを起動します。すると、ウインドウが現れ、その下側にある"Printers:"リストに"Laser Writer 16/600PS-J"と表示されます。
"Laser Writer 16/600PS-J"が選ばれた状態で、「Open Printer」ボタンを押すと、新しいウインドウが開いて、そこにプリンタの設定項目が表示されます。
表示された項目の一番下にある「Communication Configuration」の三角マークをクリックし、現れる「TCP/IP Configuration」の三角マークをクリックします。
すると、以下のように、プリンターに設定されているIPアドレスが表示されます。
今回は、"10.0.1.81"が設定されています。
この値は、上記の説明のように、プリンタを利用するLionやSnow Leopardを搭載したMacのIPアドレスと、同じサブネット(ネットワークアドレス)となっている必要があります。
変更が必要な場合は、この数値を変え(全て半角数字と"."の区切り)、「Send」ボタンを押して、プリンターに変更を反映させます。
それと、この後のプリンタを登録する際に必要となる、搭載しているメモリサイズが判らない場合は、一番上の「Printer Information」を開くと、「Total RAM」の項目で見られるよ。
その他、プリンタの起動時に必ずプリンタの情報を印刷する、またはその印刷を止める、場合には「Startup Page」で設定できちゃう。
2.Mac OSX側の設定
次に、16/600を使いたい、Snow LeopardやLionが搭載されたMac OSX側の設定を行います。
「システム環境設定」の「プリントとスキャン」を開いて、プリンタ・リストの下にある"+"ボタンを押します。
すると、ポップアップメニューが表示されるので、その一番上にある「ほかのプリンタまたはスキャナを追加...」を選びます。
すると、「プリンタの追加」というウインドウが開くので・・・
その上側に並ぶアイコンの中の「IP」を押します。
開いた設定ページで、以下の項目を設定します。
プロトコル:LPD (Line Printer Daemon)
アドレス :10.0.1.81 ※上記1.で確認(変更)した16/600のアドレス
キュー : ※空のまま、何も入力しない
名前 :LW 16/600 PSJ ※お好きな名前を付けて下さい!
場所 : ※何も入力しなかった・・・
ドライバ :Apple LaserWriter 16/600 PS-J v2014.106
※"ドライバ"の指定方法は以下で説明・・・
"ドライバ"の値は、ドライバのポップアップメニューを開き「プリンタソフトウェアを選択」を選び・・・
開かれたウインドウ「プリンタソフトウェア」から該当するプリンタを選びます。
ここでは、Apple LaserWriter 16/600 PS-J v2014.106を選んでいます。
設定を終えたら、「追加」ボタンを押します。
すると、手続きが行われ・・・
プリンタのメモリ構成と用紙カセットの有無を指定するウインドウが開くので、状況に合わせて数値を設定し、「OK」ボタンを押します。搭載されているメモリ量が判らない場合は、上記1.のApple Printer Utilityで、事前に調べておいた方が良いでしょう。
ただ、この2つの項目は、登録後に「プリントとスキャン」の"オプションとサプライ..."の"ドライバ"からも設定および変更ができます。
すると、設定が完了して、システム環境設定の「プリントとスキャン」のプリンタ・リストに登録したプリンタが現れます。
設定完了〜っ!!
参考にしたサイト
◎Apple サポート & サポート コミュニティ
■Mac OS X v10.6:IP ベースのプリンタ、または IP 経由での AppleTalk プリンタの接続方法
■Apple Laser Writer 16/600 PSが接続できない。
■Mac OS X v10.6:Mac 101 - プリント
■LaserWriter 16/600 PS: TCP/IP Configuration Guide
◎Feels Like Home さん
■Snow LeopardでLaserWriter 16/600 PS-Jを使う
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1. Posted by toshi 2011年12月08日 20:42
LANが使えるプリンターなら共有出来る訳ですね。なかなか懐かしい画面だなぁ〜
2. Posted by i-Power Style Navi 2011年12月08日 21:14
toshiさん、こんにちは!
Classicの画面ですね。懐かしいですよね。
一応、Classicではなく、Mac OS 9.xを単独で起動して試してみましたが(何故か上手くApple Printer Utilityが機能してくれませんでした・・・)、本当に使い辛かったです;;;。
振り返ると、現在のMacOS Lionまでの洗練度合いは大きいです。
Classicの画面ですね。懐かしいですよね。
一応、Classicではなく、Mac OS 9.xを単独で起動して試してみましたが(何故か上手くApple Printer Utilityが機能してくれませんでした・・・)、本当に使い辛かったです;;;。
振り返ると、現在のMacOS Lionまでの洗練度合いは大きいです。