2020年01月11日
iMac 2008のDVDドライブの故障:SONY編
昨日ご紹介したiMac 2008に搭載のDVDドライブの故障ですが、パイオニア製のドライブでした。
◎i-Power Style Navi
iMac 2008のDVDドライブ調整
で、そちらは去年、中古で購入したiMac 2008に搭載されていたもので、もともと使ってきたiMac 2008に搭載されているDVDドライブは・・・
・・・です。
あっ、実は、ラベルをよくよく見ると、正確には・・・
・・・となっていて、2006年にNECと共同出資で始まった会社「ソニーNECオプティアーク株式会社」により作られたもののようです。
ソニーの光学ドライブ事業は、わりと短期間で変遷があり・・・
2004年 台湾Lite-Onと共同で光学ドライブを開発
2006年 4月 ソニーNECオプティアーク株式会社開始
2008年12月 SONYがNEC保有株式を買収
社名は「ソニーオプティアーク株式会社
2012年 8月 SONYがPC用光ディスクドライブ事業からの撤退を発表
2013年 3月 ソニーオプティアークの業務を終了
・・・と、このiMacに搭載されたDVDドライブにあるSony NEC Optiarc inc.という名前も、Sony Optiarc inc.に移り変わる間際の製品だったようで・・・。
一方、iMacの方は・・・
2012年11月 DVDドライブを搭載しない薄型iMacを発売
・・・と、外付けの「Apple USB SuperDrive」を用意したものの、必ずしも必須ではなくなった光学ドライブの年と、ソニーの光学ドライブ生産からの撤退が重なっていて、当時のデバイスの位置付けの変化が見て取れます。
さて、そんなSony NEC Optiarc inc.製のDVDドライブ(以降、"ソニー製")の故障は・・・
・・・というものでした。
調子が良い時は、問題なく動いてくれるんですが、時々、ウガっウガッ・・・と吐き出す動きを繰り返しますが吐き出せない・・・状況に陥ることがあります。
そこで、パイオニア製のドライブと併せて状況をチェックしてみました。
できれば、どちらかの良い部品を使って、どちらかがきちんと動くようになってくれれば・・・という思惑もあったんですが・・・
上蓋を取り除くと・・・
いやいや、もう全くパイオニアのドライブと構造が違います;;;
だから、部品の使い回しなど、できやしません;;;
ガイドする動く部分や、それに付随する機構が、ソニー製の方が複雑に見えます。
パイオニアのドライブは・・・
・・・と、ソニー製よりもシンプルに感じます。
で、調査の結果、挿入口にメディアを入れた後に、降りてくるアームが、排出時に固まってしまって、邪魔することで排出できなくなる・・・ことが判明しました。
この右側が挿入口で・・・
・・・の部分のアームが、メディアを挿入すると降りてきて・・・
・・・のローラーがメディアを支えてくれるんですが、排出するときには、左側からメディアを押すのと一緒に、このアーム(ローラー)が上に隠れるべきなんですが、そこに止(とど)まってしまうため、邪魔になって排出できなくなります。
そのアームは、金属パネルを挟んだ背後で、モーターから歯車・・・
・・・により駆動させるようなんですが、実はこの歯車に欠けができてしまっていました。
惰性ででも、この欠けた部分を抜けられた場合は問題なく機能し、ちょうど欠けた部分にはまり込んだ場合には、メディアが排出できなくなる・・・というのが原因だったようです。
この歯車一つの問題なので、ここさえ直せば良いのですが・・・
交換ドライブがYahooとかで3〜4千円くらいで販売されているので、コスト的に比較すると、ちょっと悩むところです。
うまく歯車だけ手に入れば安いですが、そんな歯車は特殊なので結構お高い!;;;
今ある歯車の欠けをプラリペアで修復してみるのも、試してみたい感はありますが、強度的に疑問があって、試しただけで終わるかもしれないし・・・
さらに、何よりもBlu-rayも見たいので、どうせ新しいものを買うのならUSB 3.0以上でBlu-rayを扱えるドライブの資金に投入した方が良いようにも思うし・・・で、現在対応を迷ってます;;;;
◎i-Power Style Navi
iMac 2008のDVDドライブ調整
で、そちらは去年、中古で購入したiMac 2008に搭載されていたもので、もともと使ってきたiMac 2008に搭載されているDVDドライブは・・・
SONY製
・・・です。
あっ、実は、ラベルをよくよく見ると、正確には・・・
Sony NEC Optiarc inc.製
・・・となっていて、2006年にNECと共同出資で始まった会社「ソニーNECオプティアーク株式会社」により作られたもののようです。
Sony NEC Optiarc inc.
ソニーの光学ドライブ事業は、わりと短期間で変遷があり・・・
2004年 台湾Lite-Onと共同で光学ドライブを開発
2006年 4月 ソニーNECオプティアーク株式会社開始
2008年12月 SONYがNEC保有株式を買収
社名は「ソニーオプティアーク株式会社
2012年 8月 SONYがPC用光ディスクドライブ事業からの撤退を発表
2013年 3月 ソニーオプティアークの業務を終了
・・・と、このiMacに搭載されたDVDドライブにあるSony NEC Optiarc inc.という名前も、Sony Optiarc inc.に移り変わる間際の製品だったようで・・・。
一方、iMacの方は・・・
2012年11月 DVDドライブを搭載しない薄型iMacを発売
・・・と、外付けの「Apple USB SuperDrive」を用意したものの、必ずしも必須ではなくなった光学ドライブの年と、ソニーの光学ドライブ生産からの撤退が重なっていて、当時のデバイスの位置付けの変化が見て取れます。
Sony製 DVDドライブの故障
さて、そんなSony NEC Optiarc inc.製のDVDドライブ(以降、"ソニー製")の故障は・・・
時々、取り出せなくなる;;
・・・というものでした。
調子が良い時は、問題なく動いてくれるんですが、時々、ウガっウガッ・・・と吐き出す動きを繰り返しますが吐き出せない・・・状況に陥ることがあります。
分解してみる・・・
そこで、パイオニア製のドライブと併せて状況をチェックしてみました。
できれば、どちらかの良い部品を使って、どちらかがきちんと動くようになってくれれば・・・という思惑もあったんですが・・・
上蓋を取り除くと・・・
いやいや、もう全くパイオニアのドライブと構造が違います;;;
だから、部品の使い回しなど、できやしません;;;
ガイドする動く部分や、それに付随する機構が、ソニー製の方が複雑に見えます。
パイオニアのドライブは・・・
・・・と、ソニー製よりもシンプルに感じます。
で、調査の結果、挿入口にメディアを入れた後に、降りてくるアームが、排出時に固まってしまって、邪魔することで排出できなくなる・・・ことが判明しました。
この右側が挿入口で・・・
・・・の部分のアームが、メディアを挿入すると降りてきて・・・
・・・のローラーがメディアを支えてくれるんですが、排出するときには、左側からメディアを押すのと一緒に、このアーム(ローラー)が上に隠れるべきなんですが、そこに止(とど)まってしまうため、邪魔になって排出できなくなります。
そのアームは、金属パネルを挟んだ背後で、モーターから歯車・・・
・・・により駆動させるようなんですが、実はこの歯車に欠けができてしまっていました。
惰性ででも、この欠けた部分を抜けられた場合は問題なく機能し、ちょうど欠けた部分にはまり込んだ場合には、メディアが排出できなくなる・・・というのが原因だったようです。
修理する?
この歯車一つの問題なので、ここさえ直せば良いのですが・・・
交換ドライブがYahooとかで3〜4千円くらいで販売されているので、コスト的に比較すると、ちょっと悩むところです。
うまく歯車だけ手に入れば安いですが、そんな歯車は特殊なので結構お高い!;;;
今ある歯車の欠けをプラリペアで修復してみるのも、試してみたい感はありますが、強度的に疑問があって、試しただけで終わるかもしれないし・・・
さらに、何よりもBlu-rayも見たいので、どうせ新しいものを買うのならUSB 3.0以上でBlu-rayを扱えるドライブの資金に投入した方が良いようにも思うし・・・で、現在対応を迷ってます;;;;
ipodnavi at 12:10│Comments(0)